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Author:青年部
『地域労組おおさか』とは、大阪府下にある1人から、そして誰でも入れる労働組合のネットワークです。

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くら寿司、類塾、DITA、南風に抗議宣伝を行いました。
12月21日(月)抗議宣伝一日行動DAY!を行い、
この模様をニコニコ動画にて
8:30~20:30 12時間耐久生放送しました。
20代30代の組合員で19名の参加でした。


下記4つの会社ではそれぞれ労働基準法違反(残業代未払い、有給未取得など)や、
人権侵害、安全配慮義務違反、派遣法違反を指摘し労働組合として団体交渉を
申し入れ、交渉を行ってきました。しかしながら、類塾では5回、くら寿司では2回、
DITA(派遣元)は4回それぞ れ団交をした上で決裂、珊瑚礁(派遣先)に至っては
1回以後は団交拒否といった状態のため、抗議宣伝を行わざるを得なくなりました。


街頭では1000枚のビラを配り、およそ20人程度の対話がありました。
ニコニコ動画では、総来場者数9995人、総コメント数27565 といった結果になりました。


■一社目:株式会社南風 店舗名珊瑚礁 http://www.nanpu.gr.jp/  パチンコ業界

南風2

南風4

【争議内容】
≪Oさん(27)≫ 09年3月から派遣元DITA,派遣先珊瑚礁にて働き始めたOさんは、
8月通勤災害に遭い仕事に一時的にいけなくなりました。
骨折でもなく強度の打撲で済んだため、維持的な休職にて対応できると思っていたところ、
派遣元DITAから「退店になり、既に他の派遣社員が入っている」との通知を受けました。
それだけでなく、既に働いた7月分の給与が通勤災害を理由に減額されており、かつ、
通常振込みであるにもかかわらず、怪我をしたOさんに対して、「制服を持って本社にくれば
渡す」といった通告をしてきました。
 驚くべきことにOさんは派遣労働者として言われながらも派遣期間が定められておらず、
休職期間中の取り扱いや、給与の受け渡しに疑問を持ち労働組合に加入しました。
会社側は団体交渉にて、本来提出すべき労働条件明示書を明示していなかっただけでなく、
当事者と結んだとして団交ででてきた書類には「請負」の文字がありました。
私たちは、不審に思い、抵触日の通知等の手続きを問い詰めていくと、二人も同席していた
相手側社労士がいるにもかかわらず、関係書類は一切出さないといってきています。
派遣元DITAの許可取り消しをも私たちは求めて闘っています。


≪Uさん(29)≫ 
 09年5月から派遣元DITA,派遣先珊瑚礁にて契約期間の定めもなく働き始めたUさんは、
働きながら、派遣先南風がとっているある「派遣使い捨てシステム」を知りました。
それは、直接雇用のアルバイトを常時募集し、アルバイトが見つかれば派遣を切ると言う
システムです。今年5月に新しいアルバイトが入ったことをきっかけに、職場で「誰かが
切られる」とうわさをしたところそれを理由に、派遣先から苦情を受けた派遣元DITAが
解雇してきました。

 その後、UさんもOさんと同時に地域労組おおさかに加入し団体交渉を重ねました。
派遣先南風と行われた団体交渉では、派遣先は、アルバイトが決まれば派遣を切るといった
システムを認め、Uさんが言っていたことはうわさでもなんでもなく事実であることが
判明しました。また、派遣先、派遣元双方が派遣期間はなかったなどと認めており、
私たちは二人の派遣や今尚南風で働く派遣社員と呼ばれる人たちは職業安定法に
違反する労働者供給事業であると考えています。

派遣元とは4回、派遣先とは1回の団交後、交渉に応じない姿勢をみせており
私たちは今回抗議宣伝に踏み切りました。

■2社目:株式会社類塾 http://juku.rui.ne.jp/ 塾業界 大阪第一区トップとのこと(HPより)

類塾3

類塾前1
【争議内容】
 Hさん(24)は09年3月入社当初から深夜に及ぶ残業を繰り返していました。
4月には総労働時間は300時間を超え、会社側が後日認めた残業だけでも122時間、
続く5月には78時間の残業に及びました。
 これはいわゆる「過労死ライン」である単月100時間、2ヶ月にわたって概ね80時間
を越える残業であり、危険なレベルです。実際「声がでない」「ろれつが回らない」
「睡眠が浅い」などの症状を訴え、5月から通院、6月始めには「労務不可」の診断が
され、休職せざるを得なくなりました。また、休職前、会社に迷惑が掛かると退職を
申し出るも、類塾側は自宅にまで乗り込み明け方まで問い詰めるなどしてきました。

残業代や安全配慮義務違反を認めてもらおうと組合に入り交渉に挑んだHさんでしたが、
会社側は当初残業代を一切認めませんでした。そもそも類塾全体が「共同経営者」であり、
Hさんは、労働者ではないので残業代は払わなくても良いと主張してきました。

類塾社員は360名前後いますが、それらすべてが共同経営者だといった主張でした。

私たちは勤務実態からも、また、取締役にも就任していないH氏が経営者であるはずがなく、
労働者性を認めよと交渉し、労働基準監督署にも告発にいたりました。
労基署は8月31日、Hさんを労働者と認め、残業代の未払いについて是正勧告を行いました。

これを受けて、団体交渉にて「全員の残業代を払え」と交渉しましたが、
会社側はなんと社員はH氏一人であり、約360人いる社員の中で労働者はHさんだけだ
と主張してきました。このような常識はずれの回答に埒が明かず、残業代未払い及び、
過労死を超える残業をさせた会社側に対して抗議宣伝を行うことになりました。
また、休職期間中、類塾はHさんの私生活を尾行していたことも発覚(12月8日の
最終団交にて)しました。こういった私生活への不当な介入よりH氏は退職せざるを
えない状況にまで追い込まれています。


■3社目:有限会社DITA  HP見つかりません 

DITA2.jpg

dita4
【争議内容】 株式会社南風と同じ

■4社目:株式会社くらコーポーレーション
蔵前5

くら4 (22)

くら前1

 Kさん(26)は、『くら寿司』長吉出戸店にて従業員に対する盗難が相次ぐ中、2009年5月3日、自らも盗難の被害に遭いました。
 しかし、納得のいく調査は行われず、5月21日、「こんな職場では安心して働くことができない!」と、有給休暇(8年10ヶ月間、一度も取得したことのない)を取得した上での退職を申し出ました。
 『くら寿司』は、Kさんを呼び出し、「有給休暇は取得できないが、買取りならできる。まず、手続きとして、5月21日付けでの退職届を書いてほしい。」と言いました。
 Kさんはこの発言から、Kさんの有する有給休暇の全期間40日分(有給休暇は最大2年分までしか遡れない)を買い取ってもらえるのだと思い、その場で退職届を書きました。
 しかし、書かせた後に『くら寿司』は、「20日分しか買い取れない。」と騙し討ちのようなことを言い出し、後日、Kさんが退職届の撤回を申し出ても、「できない。5月21日付けで退職している。」と弁護士を使って書面を送りつけ、不当にも取り合おうとしませんでした。
 また、くら寿司では本来一分単位で計算しなければならない残業代30分単位で支払っており、
今年労働基準監督署に訴えたKさんには残業代が支払われています。しかしながらKさん以外の
労働者への残業代はいまだ払われているか不明のままです。
 Kさんは、個人加盟の労働組合『地域労組おおさか』に加入し、『くら寿司』と交渉を始めましたが、『くら寿司』は同様の回答を繰り返すばかりです。
 東証一部上場企業が立場の弱い労働者に対して圧力を使い、当然の権利を侵害する。
 まして、9年近くもの間、アルバイトリーダーとして一生懸命働いてきたKさんに対して、このような仕打ちは許されるものではありません!


以上のような経過から、私たち地域労組おおさか青年部は、会社側が歩み寄りの姿勢をみせ、
具体的な提案があるまで抗議宣伝を続けます。

くら寿司、類塾に対しては、当事者だけでなく
今現時点で働いている労働者の権利として残業代を支払わせることを求めます。
DITA,南風にも、現在違法派遣状態で働かされている労働者がいます。
彼らに対しても適切に直接雇用化すべきことを主張します。


■ニコニコ動画配信中…「ブラック会社に対抗する方法」コミュニティーより配信

写真は、宣伝カーから配信するPCの生放送中画面
ニコ生


にこにこ動画では、一秒間に3コメントくらい表示されるなど抗議宣伝中の
反応もかなりありました。ビラを受け渡すだけではわからない宣伝への意見やコメントを
読むことができました。またこの生放送を通して、こういった一人加盟の労働組合が
あることなどを知らせることができたことも画期的だったのではないかと思います。




私たちは考えます。



20代の労働者が職場で健康状態を悪化させるほどの残業をさせられたり、
派遣という仕組みを使い使い捨てにされたり
8年は働き続けているにもかかわらずアルバイトで雇い続けたり、不当に賃金をカットしたり
する企業が(たとえばくら寿司は2007年度の業界利益NO.1をHPでうたっていますが)
業界の労働水準を下げていくのではないかと。

こういった法律を守らずコストを払わない企業が増えれば増えるほど、
私たちの雇用は劣化し、消費は減退し、国内消費は一向に回復せず
景気が戻ることはないのではないかと。


そして、私たち一人加盟の労働組合はこういった企業に法律を守らせることによって
会社が本来負担すべきコストをかけさせることで、この不況の厳しい中でも
正しくコストをはらっている企業が伸びていく事を応援したい。適切な雇用を増やしたい。


そのためにも闘い続けます。


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抗議宣伝 | 18:07:55 | Trackback(0) | Comments(0)

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